洗濯表示の無い衣類の洗濯方法

一般的に市販されている繊維製品には原則として

洗濯表示(洗濯ネーム/品質表示)の表記が

家庭用品品質表示法で義務付けられています。

しかし、個人で利用するハンドメイドの衣類や衣装には

付いてない場合が多いですよね?(ってか付けないですよね?)

 

そこで今回は洗濯表示がない衣類の安全な洗濯方法について

ご紹介します。

あくまで個人でハンドメイドを楽しんでいる方向けの記事です。

洗濯表示はプロのクリーニング屋さんでも情報として大変大事で、

無いと受け付けてもらえないお店もあるくらいなので

絶対に切り取ったりしないようにしてくださいね。

 

 

【素材の確認】

まずご自身で作られている方の場合、どの素材を使って作ったのか覚えておきましょう。

シルクやレーヨンなどは水に濡れると風合いが変わってしまう事がありますし、

麻などは染色が弱いので色褪せしてしまう事もあります。

どうしてもこの生地で無ければダメ!!という事でもない限りは

洗濯まで考えて生地を選ばれる事をオススメします。

 

例えばシルクよりはレーヨン・ビスコースの方が洗濯によるダメージは小さいので

光沢感を出したいのであればレーヨン・ビスコースを使う。

但し、光沢のある素材は水に弱いので洗濯時は十分に注意して洗うこと。

 

綿や麻などは洗濯機で回せるが、ウールやカシミアなどの動物繊維は

縮むので手洗いしなければならない。

などです。

 

また、普通は衣類で使わない素材を使っている場合もあるかもしれません。

その場合はそれぞれの素材の特性を調べてから洗うようにしましょう。

水に浸けても大丈夫か?色が出たり変化したりしないか?

こういった事前情報は非常に大事ですのでいきなりドボンと水に浸けないようにしましょうね。

 

【プリントの確認】

ハンドメイドでプリントまでされる方は多くないかもしれませんが、

例えばコスプレ衣装などを制作される場合はプリント(もしくはペイント)をされるかもしれません。

そもそも市販されている服にもプリントはされていますが、

こちらは洗濯堅牢度をちゃんと考えた上で製造されているので

多少の洗濯ダメージでは落ちません。

 

しかしオリジナルで制作したプリントは下手をすると簡単に落ちてしまうので注意が必要です。

まずプリントにはいくつか種類があります。

・顔料プリント・・・特殊な顔料を生地の上に乗せてデザインする(シルクスクリーンなど)

・染料プリント・・・染料を生地に吹き付けて生地を染めてデザインする

・転写プリント・・・デザインされた特殊なシートを熱や圧力で生地に引っ付ける

このうちハンドメイドで簡単に制作出来るのは「転写プリント」になります。

「アイロン転写シート」などで市販されている物ですね!

パソコンとプリンターで絵や写真を印刷してアイロンで貼り付けるアレです。

 

シートの種類によって堅牢度は違うかもしれませんが、基本的には転写プリントは

洗濯機で10回程洗うと剥がれたり色褪せたりするのが普通です。

また、接着が弱いと洗濯中にシートごと剥がれてしまう事もあります。

プリント部分はどんな状態かな?と確認してから洗うようにしましょう!

 

 

【目立たない部分でテスト】

素材とプリントが確認出来たら今度はテストを行います。

少し熱めのお湯に中性洗剤を濃いめに溶かして、

そこに白タオル(の一部)を濡らし

硬く絞った状態で生地の目立たない部分を擦ります。

色が出たり風合いが変わる場合は洗濯に向かないかもしれません。

 

別途プリント部分が気になる場合はプリント部分でも試してみます。

プリントは擦ると剥げてしまう可能性があるので軽く叩くようにして

液が浸透して変化が無いかだけ確認しましょう。

 

【中性洗剤で手洗い】

基本的に手縫いやデリケート素材の場合は洗濯機で回さない方が無難です。

オシャレ着用洗剤(中性洗剤)と常温の水に溶かして押し洗いをします。

その際大き目のバケツなどがあると便利です!

 

洗剤は先に水の中でしっかり混ぜて液中の濃度が均一になるようにします。

コスプレ衣装など大き過ぎてバケツに入らない場合はお風呂を使ってもOKです。

汚れが酷い場合は常温ではなく温水にすると汚れ落ちが良くなりますが、

その分素材や染色堅牢度によって生地に変化があるかもしれませんのでご注意ください。

 

しっかり全体が浸かるように押し洗いをして、

出来れば20分程浸け置きます。(大切な衣類の場合は目を離さないようにしましょうね。)

 

【すすぎはしっかり】

洗いが終わったら今度はすすぎですが、

すすぎも同じように常温の水をたっぷりバケツに入れて

2~3分押し洗いします。

これを3回程繰り返せば洗剤は流れ出ますので大丈夫です!

冬などは水が冷た過ぎる場合もあるので少し温水を入れると良いでしょう。

(手も冷たくないですしね!)

 

 

【日陰に干す】

素材や染料によって太陽光で退色してしまう事もあるので

日陰に干すようにしましょう。

乾きにくい素材・縫製の場合は扇風機などで風を当ててやると早く乾きます。

 

干す際はしわにならないように干すこともポイントです!

手アイロンでしっかり伸ばしてから干すと良いですね。

特に綿やシルク、麻などはしわになり易いのでご注意ください。

 

 

【まとめ】

今回は洗濯表示のない商品の洗い方を綴ってみました。

が、コレ興味ある人いるのかなー?と思いつつ・・・笑

 

・洗濯まで考えて素材を選ぶ

・素材やプリントの特性を理解する

・洗う前にテストを行う

・安全に安全を重ねて洗濯する

 

基本的には市販されている衣類には洗濯表示タグが付いているので、

そちらを見てから洗うようにしましょうね!

 



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です