寒い冬の中洗いクリーニング習慣
年が明けて寒い日が続いていますが
お風邪などひかれていませんか?
この時期外に出るとなるとコートやダウンジャケットなどが
手放せなくなりますが、
そのコートやダウンジャケットは
ちゃんと暖かいままですか?
今回はコートやダウンなどの保温性向上のお話です!
【いつも同じアウターを着ていると・・・】
コートやアウターを何着も着回しているオシャレな人もいらっしゃると思いますが
大抵の場合は2~3着をフルローテーションで着倒している方が多いんじゃないでしょうか?
そうなるとシーズンが終わる頃には袖口や襟周りが黒ずんでいたり
黄ばんでいたり、ファンデーション汚れが付いていたりしませんか?
汚れているだけなら未だ良いのですが、
実はそういった場合コートやアウターの一番大事な機能性も
失われている可能性があります!!
それは「保温力」です!!
【何故「保温力」が失われるのか?】
例えばダウンジャケットや中綿の入ったアウターですと
中綿がふんわりする事で、そこに空気の層が出来て暖かいのですが、
しばらく着ていると湿気を吸ったり、汗を吸ったり、
あるいは椅子にもたれたりなどして中綿が潰れぺしゃんこになり
空気の層が失われるのです。
そうなると暖かさは半減してしまいます。
起毛のコートの場合も、起きた毛の間に空気の層が出来る事で
暖かさが増すのですが、
こちらも湿気や汗、圧力などで毛が寝てしまうと
空気の層が失われて暖かさが半減してしまいます。
【オススメは中洗いクリーニング!】
そこでシーズン中に1回、クリーニングする事をオススメします。
「中洗い」「中間洗い」などとも言われますが、
調度この時期、1月末~2月頭くらいに一度クリーニングしておくと
シーズン終わりまで暖かいままコート・アウターを着る事が出来ます。
もちろんシーズンが終わって衣替えする時にも1度クリーニングしてから
タンスに仕舞われる事もお忘れなく!
【中洗いクリーニングのメリット】
中洗いクリーニングは保温性向上だけではなく、汚れ落ち・シミ抜きの面から見てもオススメです。
シーズン中ずっと着ていると付着した汚れが定着したり
中に浸透したりしてシミになります。
シミになるとクリーニングだけで落とす事が出来なくなるので
別途シミ抜きが必要になって来ます。
シーズン途中に一度クリーニングしておくと
その時点で汚れが一旦リセットされるので、
シーズン終わりのクリーニングでも綺麗に落ちる可能性が高まります。
コストの面で見ても実は1回クリーニングしておく方が安く上がる可能性が出てくるのです。
【まとめ】
今回は中洗いクリーニングについて解説してみました。
・コートやアウターを着続けると保温性が減少していく
・中綿が湿気や汗を吸ったり、圧力がかかると空気の層が失われる
・クリーニングはシーズン途中とシーズン終わりの2回を推奨
・汚れも落ちてトータル安くなる可能性もある
個人的には、この時期はどこのクリーニング屋さんも空いているので、丁寧に早くやってもらえると思うので
中洗いクリーニングはいろんな意味でおススメです!