プラスチックハンガー・ポリ包装、有料化問題

以前の記事でも書いたのですが、

環境保全の観点からクリーニングのプラスチックハンガーとポリ包装袋を有料化する、

というニュースがありました。

いよいよ施行日が近付いて来たので、今回はそちらの続報をお伝えしたいと思います。

 

【プラスチック資源循環促進法】

https://www.meti.go.jp/press/2021/01/20220114001/20220114001.html

↑こちらの経産省の記事にあるように

「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(略してプラスチック資源循環促進法)

が閣議決定され、今年の4月1日より施行されます。

これは、コンビニのストローやスプーン、フードコートのカトラリー、ホテルのアメニティなど

プラスチック製品の廃棄を減らしCO2排出量を削減しようとする

SDGsの取り組みの中で生まれた法律です。

 

2020年7月からコンビニやスーパーのレジ袋が有料化されましたが、

その第二弾と捉える事が出来ると思います。

 

クリーニング屋さんにおいても、プラスチック製のハンガーや包装袋など

対象にされており、一時は「有料化になる」という話題になりました。

施行まで残り2ヶ月となり、

全国クリーニング生活衛生同業組合がクリーニング事業者向けのガイドブックを作成してくださったので

そちらを元に「結局4月からどうなるの?」といった疑問にお答えいたします!

 

【クリーニング事業者に求められる取り組み】

まず対象になる製品ですが

①プラスチック製ハンガー

②ポリ包装(両面プラスチック)

の2点です。

 

そして対象になる企業は

全てのクリーニング事業者

という事らしいです。(以前は消費量5t以上の事業者という話でした。)

 

昨今はプラスチックハンガーを使うお店が多いので

ほぼ全てのクリーニング屋さんで対応策が必要となります!

 

ただし、「有料化」は必須では無くなりました。

あくまで「打てる対策の1つ」として「有料化」も挙げられていますが、

お客様への削減の呼びかけや、回収・再利用の呼びかけ、代替品への切り替え等

いくつかある努力項目の1つで、

これらの項目を出来る事から取り組んで行く事で

法令遵守の立場を確保しましょう、という事のようです。

 

【考えられるクリーニング屋さんの対応】

という事で恐らく多くのお店で「有料化」までする事はないと考えられます。

とは言え消費量5tを越える企業(要は超々大企業さん)は

取り組みが不十分だと調査が入るらしいので、そういった場合「有料化」するかもしれませんが

ほとんどのお店はリユースや代替品への取り組みを進めるでしょう。

 

この場合、ハンガーは回収して再利用という形で対応されると思うので、

お客様の方では使用しないハンガーを綺麗に保管してお店に返す、という

協力をして頂ければと思います。

一方ポリ包装に関しては、現状両面ポリ包装の業者さんが、

片面ポリ・片面不織布という包装に変える事が想定されます。

(ちなみに当店はすでにその包装に変えております。)

この場合、包装の原価が高くなるので、その分クリーニング料金に

反映される可能性もあります。

 

もちろん個々のお店で対応は変わるでしょうが、全体的には

このような流れになると想定されます!

 

【当店の対応】

最後に当店の対応ですが、

①プラスチック製ハンガー に関しては、

2月からハンガー回収でポイント交換させていただきます!

詳しくは店頭ポップをご覧になってください。

今までも使わなくなったハンガーを持って来て頂く事は多かったのですが、

ポイントに交換できる事でより多くの回収が見込めるようになると思います!

 

②ポリ包装 に関しては上でもお伝えした通り

すでに何年も前から不織布カバーを採用しているので、

些細な事しか出来ませんが、今後紙製のカバーやよりポリエステル割合の低い物が流通させるようになったら

すぐに変更したいと思っています。

 

ちなみに、今回の件とは直接関係ありませんが、

2月から有料化していた持ち帰り用の袋を無料に戻す事にしました。

これはSDGsの取り組みに反する内容のように感じられるかもしれませんが、

決して袋をどんどん配るという事ではなく、

エコバッグや袋持ち込みを前提とした上で、うっかり忘れてしまった方や

たくさんクリーニングを出してくださった方の利便性を優先して

当店で負担するつもり(サービス)でお付けする考えの物です。

 

今回の件も含め当店では引き続きエコに努めて環境に配慮し

お客様へもご協力をお願いしていきます。

 

【まとめ】

今回はプラスチック資源循環促進法に対するクリーニング屋さんの対応について記してみました。

・プラスチック資源循環促進法が4月1日からスタート

・クリーニング屋さんでは、プラスチックハンガーとポリ包装が対象

・全てのクリーニング屋さんが対象になった

・有料化は必須では無くなった

・回収ハンガーのリユースと、不織布カバーの促進が考えられる

難しくお伝えしましたが、お客様の立場からしたらあまり変わりはないと思います。

今後とも安心してクリーニングをご利用ください!

 

 



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