ダニがいなくなる布団のケア方法5選

ダニがいなくなる布団のケア方法5選

布団は天気の良い日に天日干しするだけで十分だと思っていませんか?

この記事を読むと『布団洗濯とダニ被害の正しい理解』が深まります!

お布団のダニ対策はきちんとされていますか?

晴れた日にはちゃんとお布団干してるわよ!

ちょっと待って!!天日干しだけではダニは死にません!!

ダニがもたらす被害やお布団の正しいケア方法について解説して行きますので

布団のケアに自信がない方は最後まで是非お読みください。

【布団を天日干ししてもダニは死なない!】

天日干し

え?天日干ししてもダニって死なないの?!じゃあどうすれば良いの??

結論から言うと丸洗いがオススメですが、順を追って解説して行きますね!

天気が良い日に布団を干して洗濯たたきでバンバン叩く風景が

当たり前と思っている人もまだまだいらっしゃりますが、

実はアレはNG行為なんです!

布団から出ているのは布団のわたの繊維

実はバンバン叩いて出て来るのは布団の中にあるわたの繊維が切れて出て来ているのです。

もちろん最初のうちは表面の埃や皮脂などが落ちるかもしれませんが

多くは布団の繊維。

従ってあまりやり過ぎると布団の弾力性が失われてぺたんこになり

お布団の寿命を縮める事になってしまいます。

ダニは生きているから逃げる

そもそも布団を干したところで

ダニは生きているので

日が当たる方が居心地が悪くなれば

日の当たらない日陰の方に逃げてしまいます!

途中でひっくり返しても今度はまた逆方向に逃げてしまうんですね。

湿気対策になるので一定の効果はある

ただし、天日干しする事で湿気対策にはなるので

乾燥した環境が苦手なダニはいなくなります。

更にカビ対策にもなるので天日干しはしないよりした方が良いでしょうね!

(でも、死ぬわけではないので約1週間もすれば湿気を吸ったお布団に返って来ます。)

布団たたきはバンバン叩くのではなく、表面を優しく撫でる程度で使いましょう。

【布団に棲むダニの恐怖】

ダニの被害と言えば「噛まれる」事を想像してしまいがちですが

実は本当に怖いのは糞や抜け殻、死骸の方です!

小児ぜん息の原因になる

特に小さなお子様と一緒に寝ている親御さんは是非ご注意ください!

詳しくはコチラの記事をお読みください。

【小児ぜん息の原因は親の布団!?】

ダニの繁殖サイクル

ダニは春から夏にかけて膨大に繁殖

秋から冬にかけて死んで行きます。

膨大に繁殖したダニは大量の糞尿をし、脱皮をして大きくなります。

そしてその大半は布団の中で死んでしまいます。

この、糞や脱皮殻、死骸が、寝返りを打つたびに粉砕されて空気中に舞い

人間の体に入る事でアレルギーを発症し健康被害となるのです。

従って増え始める春から夏にかけてのタイミングでしっかりケアしておく事が大事です!

ちなみに…

ダニは噛むというイメージが強いですが

布団に棲むダニの多くは「ヒョウダニ(チリダニ)」と言って人間を噛む事はありません。

実は人間を噛む「ツメダニ」という種類のダニが

エサである「ヒョウダニ」と間違えて人間を噛んでしまうそうです。

まあ、ヒョウダニが減ればツメダニも布団に寄って来ないので噛まれる心配も減りますよね!

【ダニ対策におけるお布団の正しいケア方法】

それでは具体的にどんな方法でケアすれば良いかご説明いたします。

お願いします!

ダニ対策にはダニを寄せ付けないようにする対策と、

ダニを殺してしまう対策の2通りがあります。

1.掃除機で吸う

まずはダニを寄せ付けないようにするための対策ですが、

ダニのエサとなるような皮脂やフケ、垢などの汚れを

取って清潔に保つことでダニが来なくなります。

そのためシーツやカバーは定期的に洗濯し、

布団本体は掃除機で吸ってやることで除去できます。

また、ダニの糞や抜け殻、死骸も一緒に吸ってくれるのでアレルギー対策にもなります!

布団掃除機でなくても普通のハンドクリーナーでもOKです!

出来れば裏表両面やってやると良いでしょう。

2.布団乾燥機で湿気対策

次に布団乾燥機を使って湿気対策をしてやります。

ダニは湿気を好むので乾燥してやれば棲み難い環境となりいなくなります。

この点においては天日干しでもOKです!

ただし、一旦いなくなっても1週間もすればまた戻って来るので

毎日乾燥してやる必要があります!

カビ対策にもなるので床に直敷きしているお布団には良いですね!

3.高温タンブラー乾燥

一方、完全にダニを殺してしまうには50℃以上の状態を30分継続させる必要があります。

そのためには乾燥機で乾燥させる方法もあります。

コインランドリーなどに持ち込んで30分乾燥させるイメージです。

布団乾燥機では当てている面の裏側は50℃まで上がらないので

ダニは完全に退治出来ませんが

タンブラー乾燥であれば両面均等に熱がかかるので完全に駆除できます!

当店でも『高温乾燥処理』をメニュー化しているので良かったらご利用ください。

4.市販のダニ防止シートを使う

その他、便利なアイテムとして『ダニ防止シート』という物もあります!

こちらも「ダニを駆除するタイプ」「ダニを寄せ付けないようにするタイプ」

2種類があるので、お好みに合わせて使ってみてください。

気軽に使うにはスプレータイプも良いですね!

ダニ対策グッズいろいろ

【布団のダニ駆除、一番のオススメはやはり丸洗い!】

布団丸洗い

ここまでいろいろな方法をご紹介しましたが、一番のオススメはやはり丸洗いです!

でもお布団のクリーニングって高いじゃない…

確かにクリーニングに出すとちょっと料金が掛かるかもしれませんが

最近はご自宅で洗えるような素材のお布団が増えて来ていますし、

少し大きいサイズのモノでもコインランドリーへ持ち込めば乾燥まで出来ます!

(布団丸洗いをウリにしているコインランドリーも多く見かけますよね!)

一度洗ってしまえばそれまでにいたダニの糞尿、抜け殻、死骸もスッキリ取れるので

少しでもアレルギーの疑いを感じる場合は一度丸洗いしてみてください!

(それだけでアレルギー症状が改善したという実例もあるそうです。)

また、お金は掛かっても良いけどクリーニングやコインランドリーまで行くのが大変…

と仰る方にはネット宅配のお布団丸洗いクリーニングがオススメです!

オススメ宅配布団クリーニング

↑こちらのサイトは防ダニ加工も出来て送料無料なので安心してお使い頂けます!

↑こちらのサイトではクリーニングの様子が動画で見れるので布団がどうやって洗われるのか興味がある人はご覧ください!

当店をご利用中のお客様は当店でももちろん布団クリーニングお受けしておりますので

是非ご利用の程よろしくお願いいたします!!

【まとめ】

今回は「ダニ被害を抑えるための布団ケア方法」について解説しました。

・天日干しではダニは死なない

・ダニの糞、抜け殻、死骸がアレルゲンとなってアレルギーが発症する

・春から夏にかけて繁殖するので繁殖を防ぐ事が大事

・掃除機、布団乾燥機、高温タンブラー乾燥、防ダニシートなどで布団をケアする

・一番のオススメは丸洗い

睡眠は本当に大事です。正しくお布団をケアして健康的な快眠で毎日元気に過ごしてください!

投稿者プロフィール

みっちー(清水光博)
みっちー(清水光博)福屋クリーニング代表取締役
1980年生地元出身。クリーニング歴14年。まだまだ若手で日々勉強中!
自学の為にTwitterで毎日 #洗濯 #クリーニング を検索&リプ。合せてクリーニングや家庭洗濯についての情報発信を毎日Twitter・Instagramで1年以上続けています。

5歳娘の父。#テルボン と心が晴れる絵本「キミが泣いていたら」の作者。晴れた日とハワイとミスチル大好き。

【子育てパパママを応援!!】
国家資格クリーニング師/EMオーガニッククリーニング加盟/肌に優しいシャボン玉石けん使用/京技術修染会復元加工師

詳しい自己紹介は↓の「W」マークをclick!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です