袖口のタンニン系?のシミ抜きビフォーアフター

袖口に付いた恐らくタンニン系のシミのシミ抜きです。
タンニン系というのは草汁とかワインとか、紅茶のような植物由来の色素です。
最初は何が付いたか解らないとの事でしたので、酸素系漂白をしましたが反応が無く、
中和剤で色が薄くなったのでタンニン系では無いかと判断して処理しました。
解り易く言うと、例えば紅茶にレモンを入れると明るい色に変化しますよね?
あれはタンニンの色素がレモンの酸に反応したと言う事なのです。
こういったシミはアルカリ性を付ける(洗剤で洗う)と茶色が濃くなり、
反対に酸性を付ける(中和剤)と色が薄くなります。
シミ抜きはこの繰り返しで徐々に薄くして行くイメージです。
その他のシミ抜きビフォーアフターはこちらから。
投稿者プロフィール

- 福屋クリーニング代表取締役
- 1980年生地元出身。クリーニング歴14年。まだまだ若手で日々勉強中!
自学の為にTwitterで毎日 #洗濯 #クリーニング を検索&リプ。合せてクリーニングや家庭洗濯についての情報発信を毎日Twitter・Instagramで1年以上続けています。
5歳娘の父。#テルボン と心が晴れる絵本「キミが泣いていたら」の作者。晴れた日とハワイとミスチル大好き。
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国家資格クリーニング師/EMオーガニッククリーニング加盟/肌に優しいシャボン玉石けん使用/京技術修染会復元加工師
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